WORK STYLE1日のお仕事の流れ

モンテッソーリ教育を基に、子どもたちが幸せに過ごせる保育を

カーサ・デ・バンビーニが運営する保育園は、モンテッソーリ教育に基づいた保育を行っています。現在、RIVERWALKこどもの家では0歳~3歳、カーサ・デ・バンビーニでは3歳~6歳の子どもたちが通う通常保育の他に、一時保育にも対応しています。
モンテッソーリ教育を軸にした保育では、子ども一人ひとりが興味関心のある活動を行い、職員はその様子を観察して必要な時を見定めてお手伝いをします。子どもたちと信頼関係を築き、社会の中で生きる良い大人の見本をみせられる保育を目指しています。

年齢分けをしない保育のため、小さい子はお兄さん、お姉さんの姿をお手本にさまざまなことが学べます。逆に大きなお子さんは、年下のお子さんのお世話をします。当園では、子どもたちが自分の意思を十分に発揮しながら、生き生きと毎日幸せな気持ちで過ごせる環境づくりに力を入れています。

子どもたちの気持ちを尊重し、時間に縛られない保育を実現

当園では、スケジュール通りに子どもたちを一斉に動かす保育ではなく、子ども自らが考え、自分が興味関心のあることを選んで活動する、一人ひとりの気持ちに寄り添うスタイルをとっています。

例えば「クッキング活動」では自分たちが食べるおやつを作ります。子どもたちはパンをこねたり、フルーツを切ったり、食べ終わった後の食器の片付けなどもします。それぞれが準備したフルーツやパンは、自分のためではなくみんなのためのものとして喜んで配っています。すると受け取った人から自然に「ありがとう」という言葉をもらい、自分が役に立てる存在だと感じられます。

食器は陶器を使うことで、物を丁寧に扱うことが自然に身につきます。
食事の時間をどれだけポジティブで幸せに過ごせるかは、人生の土台となるもの。園として、食事の時間が子どもたちを注意する時間ではなく、食べる喜びに満ちた時間になるよう配慮しています。
職員は食卓の準備、ホールでの遊び、30分程度のお散歩、お昼寝などを行います。お昼寝では、無理に寝かしつけず、静かに手を握るなど心地よく眠りにつくことを大切に自然な対応を心がけています。職員が休憩もきちんととれるよう、調整し確保しています。

職員も自ら考え行動し、迷ったときは理念に立ち戻る

登園するお子さんの人数に合わせ、常時6~7人の職員が保育にあたっています。保育の現場では、一人ひとりと信頼関係を結んで、その子がやりたいことを汲みとってできるようにお手伝いします。
職員は、おやつ作りや配膳のお手伝いをする、子どもの活動を見守ってその時々で行動のお手本を示す、トイレのお手伝いをする、といった仕事を状況に合わせて手分けしながら行っています。特に当園では布オムツを使用しているので、トイレのお手伝いは大切な仕事になります。

保育の現場で何をしたらいいのか、何が正解なのかと迷ったときには、保育理念である「自分の足で立ち、自分の頭で考え、自分の手を使い、世界をよりよくするために生きる基礎を私たちは育てる」という考えに立ち返っていただければと思います。
モンテッソーリ教育の資格がなくても、有資格者の職員がお手本となり、その姿勢を学びながら保育にあたることができるのでご安心ください。子どもたちは、この社会がどんな世界なのか大人を通じて学んでいますので、共に平和な環境を築ける方と出会えるのを楽しみにしています。

ある1日の流れ例

0~3歳の保育施設は、365日11時間/日の稼働です。1日の勤務は、早出・中盤・遅出と3つの勤務パターンの職員が保育にあたっています。パートさんを含めた職員の勤務時間は、4~8時間勤務となります。
(1)早出勤務(7時半~)、(2)中盤勤務(8時半~)、(3)遅出勤務(9時~)

*週1回、リトミックや英会話などの習い事を実施

  • 7:30
    早出の職員が出勤

    洗濯物の片付けやクッキング準備などを行う

  • 8:00
    子どもたちの登園が始まる

    室内でモンテッソーリ教具を使って、自分の興味関心がある活動をそれぞれが行う

  • 9:00
    朝のおやつ
  • 10:30
    ホールで歌や手遊び、絵本を楽しむ
  • 11:00
    お散歩
  • 12:00
    給食
  • 12:30
    お昼寝
  • 15:00
    午後のおやつ
  • 16:30
    保護者のお迎えが始まる
  • 17:50
    定時保育が終了、閉園準備(延長保育の場合もあり)
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