子どもたちの幸せになる力を育てる、モンテッソーリ教育に挑戦しませんか?
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モンテッソーリ教育に出会い、保育園を設立
モンテッソーリ教育との出会いは、高校で英語教師をしていた時のことです。生徒たちが進路を選ぶ際に、「何をしたいのかわからない」と悩む姿を見て、幼少期からの教育に課題があるのではと感じ、さまざまな幼児教育を調べました。モンテッソーリ教育は、大人が子どもに教えるスタイルの保育ではありません。「人間には自分で自分を教育する力がある」という理念に基づき、子どもたちの自発的な学びをサポートします。
モンテッソーリ教育について学ぶなかで、自分で決断する「自己決定力」やありのままの自分でいいんだという「自己肯定感」を育む優れた教育法だと確信。モンテッソーリ教育と英語学習を組み合わせた保育園「カーサ・デ・バンビーニ」を設立しました。
最初は、私が保育できる範囲の人数を対象にする予定でしたが、保護者の方からの「モンテッソーリ教育を受けさせたい」というご要望を受け、少しずつ規模が大きくなっていきました。
また、海外では小学校6年生までモンテッソーリ教育を受けることが一般的です。教育効果が高いと考え、2024年4月から小学校を開校することにしました。
子どもたちもスタッフも全ての人が幸せになれる会社を目指す
私たちはモンテッソーリ教育を通して、子どもたちに「グローバル社会に貢献できる」「自律できる」「自己肯定感と他人への思いやりがある」人に育って欲しいと考えております。そういった力があれば、本人たちが幸せに生きられるのはもちろん、周りの人も幸せにできるはずです。また、子どもたちだけではなくスタッフの幸せも実現できる会社でありたいと思います。仕事をしていて幸せを感じられるのは、「自分が成長できる」と思えたときだと考えています。
研修の機会を設ける、新しいチャレンジを応援するといった取り組みをし、社員の自己成長をサポートできる会社にしていきたいです。
子どもたちの自発的な学びを見守りサポートする仕事
カーサ・デ・バンビーニでは、一般の保育園のように「〇〇時はお絵描き」といった決まったプログラムはありません。スタッフは、子どもたちの好奇心や学ぶ気持ちを刺激する手づくりの「教具(きょうぐ)」を用意し、安全に配慮した環境を整えたうえで、子どもたちの自由な学びをサポートします。
子どもたちは自発的な活動を通して、世界や周りの人たちを信じ成長していきます。自分からお片付けしたり、他の子どもたちを思いやって遊ぶ順番を譲ってあげたりします。
モンテッソーリ教育ならではの難しさがある分、やりがいも大きい
実はモンテッソーリ教育は、全ての保育者にとって取り組みやすい教育方法とはいえません。保育者の役割は、子どもたちの自発的な行動を見守り、適切なサポートを見極めて、手助けするというものです。そのため、目の前の子どもたちの活動をよく見て、柔軟に対応しなければいけません。「〇〇してね」といった呼びかけをせず、時にはじっと待つことが必要になります。新しく入職したスタッフから「いつまで待てばいいんですか?」という質問を良く受けますが、決まった正解はなく、子どもたち一人ひとりに寄り添って考えなければいけません。
一般的な保育と異なる点が多いので、残念ながら「イメージしていた保育とは違う」と戸惑ってしまうスタッフもいます。
しかし、子どもたちが自発的に成長する姿は、本当に嬉しいものです。また時間をかけて子どもたちの信頼を得られる喜びはとても大きく「モンテッソーリ教育にチャレンジして良かった」という声をスタッフからよく聞きます。
「本当に子どもたちの成長につながる教育をしたい」「自発的な学びをサポートしたい」という思いがあれば、未経験の方も大歓迎です。モンテッソーリ教育の知識・スキルもイチから学べます。ぜひ一緒に、子どもたちの「幸せ」につながる教育を目指しましょう。